シニアのダンス教室|60代・70代が初めてでも選べる19種類

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この記事を書いた人

まちFit
スタジオ運営責任者

東京・神奈川でシニア向け健康スタジオ「まちFit」を運営。
60〜80代の会員様と日々向き合う中で得た現場知識をもとに、無理なく続けられる健康習慣を発信しています。

「ダンスを習ってみたいけれど、この歳から始めても大丈夫だろうか」——シニアのダンス教室を探し始めた方が、最初に感じるのがこの不安です。けれどいま増えているのは、むずかしい振り付けを覚えるクラスではなく、椅子に座ったまま踊れるものや、なつかしい曲に合わせて体を動かすだけのものです。ダンスの経験はいりません。

この記事では、60代・70代の方がダンス教室を選ぶときの見方を3つに整理したうえで、シニア向け健康スタジオ「まちFit」で実際に開講している19種類のダンス・有酸素レッスンを、内容ごとに分けてご紹介します。「リズム感がない」「体がかたい」「何十年も踊っていない」という方こそ、選び方を知っておくと迷わずに済みます。

目次

シニアのダンス教室を選ぶときに見る3つのこと

ダンス教室といっても中身はさまざまです。合わない教室を選んでしまうと「思っていたのと違った」で終わってしまうので、申し込む前に次の3点を決めておくと選びやすくなります。

1. 立って踊るか、座ったままできるか

いちばん大きな分かれ目がここです。ひざや腰に不安がある方、立ちっぱなしがつらい方は、椅子に座ったまま行うクラスから始めると安心です。座って行っても、音楽に合わせて手足をリズミカルに動かせば十分に体は温まります。慣れて不安が減ってきたら、立って行うクラスに移ることもできます。

2. どんな曲で踊りたいか

意外に大事なのが曲です。続くかどうかは「楽しいかどうか」で決まります。青春時代のなつかしい曲がよいのか、いまの流行りの曲がよいのか、ハワイやラテンの音楽に癒されたいのか。好きな曲がかかる教室を選ぶのが、いちばん長続きします。

3. 踊りを覚えたいのか、体を動かしたいのか

「フラを一から習いたい」のように踊りそのものを覚えたい場合と、「運動不足を解消したい」「汗をかきたい」のように体を動かすことが目的の場合とでは、向いているクラスが違います。後者なら、振り付けを覚えなくてよい有酸素運動系のクラスが気楽です。

運動不足の解消そのものを目的にするなら、ダンス以外の選択肢も含めて考えてみるとよいかもしれません。続け方の工夫は、こちらの記事にまとめています。

ダンスがシニアの体と頭にうれしい理由

ダンスは、音楽に合わせて全身を動かす有酸素運動であると同時に、ステップを覚えて手足を別々に動かすという頭を使う運動でもあります。厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」推奨シート(高齢者版)は、高齢者に次のようにすすめています。

筋力・バランス・柔軟性など多要素な運動を、週3日以上行うことを推奨する。

同じシートは、この「多要素な運動」に体操やダンス、ラジオ体操、ヨガなどの多様な動きを伴う運動が含まれると説明しています。つまりダンスは、筋力・バランス・柔軟性をまとめて使える運動としてすすめられている側に入ります。

とはいえ、週3日に届かないから意味がない、ということはありません。同シートには「上記の強度、推奨値に満たなくとも、少しでも身体活動を行うことを推奨する」という一文もあります。月に何回通えるかより、やめない形で始めることのほうが大切です。

有酸素運動そのものの効果や、ダンス以外の種目については、次の記事でくわしく解説しています。

椅子に座ったままできるダンス教室(4種類)

立つのが不安な方、ひざや腰をかばいたい方はここから。座ったままでも、音楽に合わせて手足を動かせばしっかり体は温まります。

安心、楽しいチェアビクス|椅子に座ったまま、懐かしい音楽にあわせて手や足をリズミカルに動かします。最後の15分はゆったりしたストレッチ。

チェアビクス|同じく椅子に座ったまま行う有酸素運動。自分のペースで無理なく参加できる強さで進みます。

ヘルシーチェアバレエ|椅子をバーに見立てて行う、やさしい大人のバレエ。椅子に重心をあずけるので、バランスに不安がある方も取り組めます。

ハワイアンリズムエクササイズ|椅子に座ってのストレッチ・リズムトレーニングと、立って行うフラの基本動作を組み合わせたレッスンです。

なつかしい曲・流行りの曲で踊る(2種類)

曲で選びたい方に。どちらもむずかしいテクニックは使わず、シンプルなステップが中心です。

ディスコステップでレッツダンス|なつかしい80年代のディスコの名曲に合わせて踊る初心者向けクラス。リズミカルに、少しだけかっこよく体を動かします。

流行りの曲で簡単ダンス|話題のK-POPやJ-POPに合わせて踊る初心者向けクラス。曲を知っていると、覚えるのも楽しくなります。

ラテン音楽で楽しく汗をかく(3種類)

陽気な音楽で気分ごと切り替えたい方に。ズンバは世界中で親しまれているフィットネスダンスです。

はじめてのズンバ®|その名のとおり初めての方のためのクラス。むずかしいステップは使わず、シンプルな動きからゆっくり始めます。

ZUMBA GOLD®|シニア世代向けに設計されたズンバ。激しい動きは少なく、シンプルなステップが中心です。

ラテンダンスエクササイズ|ラテン・K-pop・J-popなど耳なじみのある曲に、かんたんなエアロとラテンのステップを合わせます。

ハワイの音楽で踊るフラダンス(3種類)

フラは腰を少し落としたステップで体幹をやさしく使い、手の動きで歌詞の意味を表す踊りです。覚えることが多いぶん、頭も一緒に使います。

フラダンス|歌詞の意味を手の動き(ハンドモーション)で表しながら、ゆったりと踊ります。正しい姿勢を学ぶきっかけにも。

フィットネスフラダンス|ハワイの音楽に合わせてやさしくステップを踏むフラ。正しい姿勢で続けることで、膝まわりの筋力を保ちやすくなるといわれています。

本格フラダンス 初級|ハワイの伝統的な踊り「フラ」を基本から学ぶクラス。手の動き、足のステップを一つずつ覚えていきます。

振り付けを覚えずに体を動かす(6種類)

「踊りを覚えるのは自信がない」という方へ。有酸素運動として気楽に体を動かせるクラスです。

わくわく簡単エアロビクス|音楽に合わせて全身を動かす有酸素運動。動きはシンプルで、ダンスの経験がない方でもその場ですぐに参加できます。

エアロビクス|シンプルな動作で全身をバランスよく動かす有酸素運動。むずかしい振り付けはありません。

簡単ダンスエクササイズ|ストレッチや軽い筋トレからゆっくり始まるので、いきなり激しく動くことがありません。運動が久しぶりの方に。

楽しくジャズササイズ|ラテン・J-pop・K-pop・アメリカンなど幅広い曲で全身を動かす有酸素運動のダンスクラス。

SHiNE™ダンスエクササイズ|ジャズ・バレエ・ヒップホップの基本的な動きを取り入れたダンスによる有酸素運動。むずかしい振り付けはありません。

ポップワークアウト|楽しい音楽にあわせて、軽やかなリズムで手や足を気持ちよく動かす明るい運動レッスンです。

姿勢と体の芯を整える(1種類)

ポルドブラ|バレエ・ヨガ・ピラティスの動きを合わせたコンディショニング系のエクササイズ。ゆったりとした音楽に合わせ、ひとつひとつの動作をていねいにゆっくり行うので、体力に自信がない方でも取り組めます。

ダンス以外も含めて、地域で通える教室の探し方や費用の比べ方は、こちらの記事で整理しています。

ダンス教室に通い始めるときの注意点

楽しくなると、つい張り切ってしまうのがダンスです。無理のない始め方を押さえておきましょう。

  • 最初から全部覚えようとしない。振り付けは何回か通ううちに体が覚えます。間違えても止まらず、動き続けているだけで運動になります
  • 翌日に疲れが残らない程度でやめておく。厚生労働省の推奨シートも、身体機能が低下している高齢者については安全に配慮し、転倒等に注意するよう示しています
  • 足元は室内用の運動靴で。かかとが安定して脱げにくいものを選ぶと、ステップを踏むときに安心です
  • 水分をこまめに。音楽に乗っていると汗をかいていることに気づきにくいので、休憩のたびに口をつけておきましょう

足元の選び方は、転倒予防の面からもこちらの記事でくわしくまとめています。

よくある質問(シニアのダンス教室)

ダンスの経験がまったくありませんが、大丈夫ですか?

はい。シニア向けのダンス教室は、そのほとんどが初心者向けのクラスです。まちFitにも「はじめてのズンバ®」のように、名前のとおり初めての方のためにつくられたクラスがあります。まわりの方も同じように初めて始めた方ばかりですので、どうぞご安心ください。

ひざや腰に不安がありますが、参加できますか?

椅子に座ったまま行うクラスを選ぶ方法があります。まちFitには4種類(チェアビクス2種・ヘルシーチェアバレエ・ハワイアンリズムエクササイズ)あり、立ちっぱなしにならないので、ひざや腰への負担を抑えながら体を動かせます。申し込みのときにお体の状態を伝えておくと、動きを調整してもらえる教室が多いです。

週に何回くらい通えばよいですか?

厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」推奨シート(高齢者版)では、筋力・バランス・柔軟性など多要素な運動を週3日以上行うことが推奨されています。同シートは多要素な運動に体操やダンスなどが含まれるとしています。ただし「上記の強度、推奨値に満たなくとも、少しでも身体活動を行うことを推奨する」とも示されていますので、まずは通える回数から始めて構いません。

何種類も受けてよいのですか?

はい。曜日や時間帯が合えば、複数のレッスンを組み合わせて通えます。「座ってできるクラス」と「立って踊るクラス」を体調に合わせて使い分けている方もいらっしゃいます。

服装や持ち物は何が必要ですか?

動きやすい服装と、飲みもの、汗をふくタオルがあれば十分なことがほとんどです。室内用の運動靴があると安心です。ダンス用のシューズやウェアを新しく買う必要はありません。指定がある教室もあるので、申し込みのときに確認しておきましょう。

ダンスは認知症予防にもよいと聞きますが、本当ですか?

ダンスは音楽に合わせてステップを覚え、手足を別々に動かすため、体と頭を同時に使う運動です。厚生労働省の推奨シートでも、多要素な運動にダンスが含まれるとされています。ただし特定の病気を防ぐと言い切れるものではありません。運動・食事・社会参加を組み合わせた生活習慣の一つとして考えるのが現実的です。

参考にした主なデータ・指針

  • 厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」推奨シート:高齢者版(筋力・バランス・柔軟性など多要素な運動を週3日以上行うことを推奨するという推奨事項、多要素な運動に体操やダンス、ラジオ体操、ヨガなどの多様な動きを伴う運動が含まれること、「上記の強度、推奨値に満たなくとも、少しでも身体活動を行うことを推奨する」という記載、特に身体機能が低下している高齢者については安全に配慮し転倒等に注意するという記載、を引用)

まとめ|シニアのダンス教室は「座れるか・曲・目的」で選ぶ

シニアのダンス教室選びは、①立って踊るか座ったままか ②どんな曲で踊りたいか ③踊りを覚えたいのか体を動かしたいのか——この3点を決めるだけで、ぐっと絞り込めます。ダンスは筋力・バランス・柔軟性をまとめて使える「多要素な運動」に含まれ、頭も一緒に使える運動です。

今日から始めるダンス教室の探し方:

  • ひざ・腰に不安があるなら、椅子に座ったままできるクラスから探す
  • 好きな曲がかかるクラスを選ぶ(続くかどうかはここで決まる)
  • 振り付けを覚えるのが不安なら、有酸素運動系のクラスにする
  • 体験や見学ができるか、費用は1回あたりいくらになるかを確かめる
  • まずは通える回数から。週3日に届かなくても構わない

まちFitで、音楽に合わせて体を動かしてみませんか?

まちFitは「健やかな毎日を、まちのそばで。」をコンセプトに、シニアの方が無理なく通えるシニア向け健康スタジオです。ダンス・有酸素のレッスンだけで19種類をご用意しており、椅子に座ったままできるクラスもあります。

  • 通われているのは60代・70代の方が中心です
  • ダンスが初めての方のためのクラスがあります
  • 椅子に座ったまま参加できるクラスも4種類
  • 45分の無料体験ができます(その日のご入会は不要です)
まちFit川崎スタジオで音楽に合わせて体を動かすシニアの様子

「踊れるか不安」という方こそ、一度見にいらしてください。見学だけでも大丈夫です(要予約)。

まずは見学や無料体験から始めてみませんか?

ダンス以外のレッスンもあわせて見たい方は、レッスン一覧からお探しください。

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この記事は、シニア向け健康スタジオ「まちFit」を運営する株式会社Envalueの編集部が、まちFitスタジオ運営者監修のもとで制作しています。レッスンの内容は各レッスンページの記載にもとづいています。開催日や料金は変わることがありますので、最新の情報は各ページでご確認ください。

本記事は健康づくりに関する一般的な情報提供を目的としたものであり、診断・治療や特定の成果をお約束するものではありません。持病のある方、ひざ・腰・股関節に不安のある方、めまいが出やすい方は、運動を始める前にかかりつけ医にご相談ください。

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