シニアの趣味の見つけ方|60代・高齢者に人気のおすすめと始め方

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まちFit
スタジオ運営責任者

東京・神奈川でシニア向け健康スタジオ「まちFit」を運営。
60〜80代の会員様と日々向き合う中で得た現場知識をもとに、無理なく続けられる健康習慣を発信しています。

年齢を重ねてから新しい趣味を持つことは、毎日の暮らしに張り合いと生きがいをもたらします。シニアの趣味は、ただ楽しいだけでなく、体を動かし、頭を働かせ、人とつながるきっかけになり、健康づくりの面からも注目されています。この記事では、60代・高齢者に人気のおすすめの趣味を、健康習慣という視点からまちFit編集部がやさしくご紹介します。何から始めればよいか迷う方や、自分に合う趣味の見つけ方・続け方を知りたい方、そして親の趣味を応援したいご家族に向けて、無理なく始めて長く続けるコツをまとめました。

目次

なぜシニアに趣味が大切なのか|健康との深い関わり

趣味は「楽しみ」であると同時に、シニア世代の心と体を支える大切な習慣でもあります。体を動かし、頭を使い、人と交わる時間は、健康寿命を長く保つうえでも意味のあるものです。まずは、趣味が健康とどのようにつながっているのかを見ていきましょう。

健康寿命を長く保つ支えになる

健康寿命は、集団の健康状態を表す健康指標の一つです。厚生労働省 e-ヘルスネットによると、2022(令和4)年における我が国の平均寿命は男性81.05歳、女性87.09歳であり、健康寿命とはそれぞれ約9年、約12年の差があるとされています。この差をできるだけ小さくし、自分らしく過ごせる時間を長くすることが、シニア世代の大きなテーマです。趣味を通じて活動的な毎日を続けることは、体力維持や介護予防の面からも役立つと考えられ、一般的には、生きがいのある暮らしが心身の張りにつながるとされています。

体を動かす趣味は身体活動につながる

ウォーキングや体操、ガーデニングのように体を動かす趣味は、無理なく身体活動を増やすきっかけになります。厚生労働省のガイドでは、高齢者について「歩行またはそれと同等以上の強度の身体活動を1日40分以上行うことを推奨する(1日約6,000歩以上に相当)」とされ、あわせて「筋力トレーニングを週2~3日行うことを推奨する」とされています。同じガイドでは「外出、社会参加、就業などは身体活動を増やすよい機会です」とも述べられており、楽しみながら続けられる趣味は、フレイル予防や体力維持、ロコモティブシンドロームの予防を意識するうえでも心強い味方になります。

人と交わることが心の張りを支える

趣味の場は、家族以外の人と自然に交わる機会にもなります。仲間と取り組む時間は社会参加そのものであり、会話や役割を通じて心に張りが生まれます。人との関わりが続くことは、認知症予防を意識した暮らしやフレイル予防の面からも大切だと一般的にいわれています。閉じこもりがちな生活から一歩外に出るきっかけとして、趣味は大きな役割を果たします。

60代・高齢者に人気のおすすめの趣味

ひとくちに趣味といっても、その種類はさまざまです。ここでは「体を動かす」「頭を使う」「手を動かす」「人と交わる」という4つの切り口で、シニアに人気のおすすめの趣味をご紹介します。気になるものが一つでも見つかれば、それが第一歩です。

体を動かす趣味

無理のない範囲で体を動かす趣味は、健康づくりと楽しみを両立できます。息が弾みすぎない、心地よいと感じる強さから始めるのがおすすめです。

  • ウォーキングや散歩:季節の景色を楽しみながら続けられます
  • ラジオ体操:短い時間で全身をほぐせます
  • シニア向けのヨガや体操:椅子に座ったままでも取り組めます
  • ガーデニングや家庭菜園:しゃがむ・立つ動作が自然な運動になります
  • 卓球・グラウンドゴルフ:仲間と楽しみながら体を動かせます
  • 水中ウォーキング:膝や腰への負担が少ない運動です

頭を使う趣味

考えたり覚えたりする趣味は、頭を働かせる時間をつくります。勝ち負けや上達を楽しみながら、自然と集中できるものが人気です。

  • 囲碁・将棋・麻雀:先を読む楽しさがあります
  • ジグソーパズルやナンプレ:自分のペースで取り組めます
  • 楽器の演奏:ピアノやハーモニカなどを新しく始める方も増えています
  • 語学や資格の学び直し:小さな目標づくりに向いています
  • 読書や俳句・短歌:言葉と向き合う静かな時間になります
  • スマートフォンでの写真撮影:外出のきっかけにもなります

手を動かす・創作する趣味

手先を使ってものをつくる趣味は、完成したときの達成感が魅力です。自宅で少しずつ進められるものも多く、マイペースに楽しめます。

  • 手芸・編み物・刺しゅう:作品を家族に贈る楽しみがあります
  • 絵画・水彩・塗り絵:道具をそろえやすく始めやすい趣味です
  • 陶芸や工作:地域の教室で仲間と取り組めます
  • 料理・お菓子づくり:毎日の食事習慣にもつながります
  • DIYや園芸:暮らしの中で役立つ手仕事です

人と交わる趣味

人とのつながりを楽しむ趣味は、外出や社会参加のきっかけになります。誰かと予定を約束することが、生活のリズムづくりにも役立ちます。

  • 地域のサークルや公民館の講座:新しい仲間ができます
  • ボランティア活動:役割を持つことが張り合いになります
  • 合唱・カラオケ:声を出すことで気分もほぐれます
  • 日帰り旅行や散策の会:計画を立てる時間も楽しみのうちです
  • 近所のカフェ巡りやおしゃべり会:気軽に続けられます

体を動かす趣味を探している方には、なつかしい曲で踊るダンスもおすすめです。まちFitの「ディスコステップでレッツダンス」は、80年代のディスコの名曲に合わせて踊る初心者向けのクラスで、むずかしいテクニックは使わずシンプルなステップが中心です。

自分に合う趣味の見つけ方・選び方

「趣味を持ちたいけれど、何が合うのか分からない」という声はよく聞かれます。大切なのは、背伸びをせず、続けやすいものを選ぶことです。ここでは、自分に合う趣味の見つけ方・選び方のヒントを4つご紹介します。

昔「好きだったこと」を思い出す

若いころに夢中になったことや、やってみたかったけれど時間がなくてあきらめたことを振り返ってみましょう。子育てや仕事が一段落した今だからこそ、当時の「好き」を再開できます。まったく新しいことより、なじみのあるものの方が、気負わず始めやすい傾向があります。

体力や体調に合わせて選ぶ

膝や腰に不安がある方は、椅子に座ったままできる趣味や、負担の少ない動きから選ぶと安心です。持病のある方は、体を動かす趣味を始める前に、かかりつけの医師に相談しておくと、より安全に楽しめます。その日の体調に合わせて量を調整できる趣味は、長く続けやすいという利点があります。

費用・場所・続けやすさで絞る

趣味を長く続けるには、無理のない費用と、通いやすい場所であることが大切です。まずは道具をそろえすぎず、手持ちのものや身近な場所で始めてみましょう。自宅でできるもの、近所で通えるものを選ぶと、天候や体調に左右されにくく、習慣として定着しやすくなります。

まずは体験・見学から始める

いきなり入会や道具の購入を決める必要はありません。多くの教室やサークルでは、体験や見学を受け付けています。実際の雰囲気や仲間との相性を確かめてから始めることで、「思っていたのと違った」という後悔を防げます。合わなければ別のものを試せばよい、という気軽さも大切です。

体を動かすものばかりが趣味ではありません。まちFitのシニアビューティーメイク講座は、季節などその時々のテーマに合わせて内容が変わるので、毎回あたらしい発見があります。むずかしい技術は必要なく、お化粧から長く離れていた方も始められます。

趣味を無理なく続けるコツ

趣味は、始めることよりも続けることのほうが難しいものです。気合いに頼らず、自然と続く仕組みをつくることが、長く楽しむコツです。ここでは、無理なく続けるための3つの工夫をご紹介します。

小さく始めて、ハードルを下げる

最初から「毎日1時間」と決めると、できなかったときに気持ちが折れてしまいます。「週に1回」「1日10分」といった、達成しやすい目標から始めましょう。小さな成功を積み重ねることが、続ける自信につながります。うまくいかない日があっても、自分を責めずに再開すれば十分です。継続そのものが、体力維持やロコモティブシンドロームの予防を意識した暮らしにつながります。

仲間や通う場所をつくる

一人だと途切れやすい趣味も、仲間がいると続けやすくなります。「次はいつ会おう」という約束が、外出や社会参加のきっかけになるからです。地域のサークルや教室など、決まった曜日に通える場所を持つと、生活にリズムが生まれ、介護予防を意識した活動的な毎日にもつながります。

生活のリズムに組み込む

「朝食の後に体操をする」「日曜の午前は教室に通う」というように、趣味を毎日の決まった流れに組み込むと、意識しなくても続けやすくなります。ほかの健康習慣とあわせて生活に取り入れることで、趣味そのものが暮らしの一部になっていきます。

何が自分に合うか分からないときは、種類の多い場所から選んでみるのも一つの方法です。まちFitには、体を動かすレッスンのほかに、書道・折り紙・油絵・オカリナ・英会話といった趣味の講座もそろっています。

家族ができる趣味のサポート

離れて暮らす親や、身近なシニアが「最近出かけなくなった」と感じるとき、家族の関わり方が、趣味を始める後押しになります。押しつけにならないよう、寄り添いながら支える方法を考えてみましょう。

押しつけずに、そっと後押しする

「これをやりなさい」と勧められると、かえって気が進まなくなるものです。本人が興味を示したことに耳を傾け、「面白そうだね」「一緒に調べてみようか」と、気持ちに寄り添う声かけを心がけましょう。選ぶのはあくまで本人、という姿勢が大切です。

一緒に始めてみる

家族が一緒に始めると、シニアも安心して一歩を踏み出せます。散歩に付き添う、教室の初回に同行する、同じ手芸に挑戦してみるなど、共有できる時間そのものが、本人の張り合いになります。世代を超えて楽しめる趣味は、家族の会話も増やしてくれます。

送り迎えや情報集めで支える

通う場所までの送り迎えや、近くの教室・サークルの情報集めは、家族だからこそできるサポートです。本人が「行ってみたい」と思ったときに、その気持ちを実際の行動につなげる手助けをしましょう。

シニアの趣味に関するよくある質問

趣味がまったく思いつきません。どう探せばよいですか?

若いころに好きだったことや、やってみたかったことを思い出すのがおすすめです。それでも浮かばないときは、地域の公民館だよりや広報誌に載っている講座を眺めてみましょう。体験や見学から気軽に試し、合うものを少しずつ絞っていけば十分です。

運動が苦手でも続けられる趣味はありますか?

はい、たくさんあります。手芸や絵画、囲碁・将棋、読書、料理など、体を激しく動かさない趣味も数多くあります。散歩やガーデニングのように、自分のペースで少しだけ体を動かせるものから始めるのもよい方法です。

お金をかけずに始められる趣味はありますか?

散歩やラジオ体操、図書館での読書、家庭菜園、塗り絵などは、少ない費用で始められます。まずは道具をそろえすぎず、手持ちのものや身近な場所で試してみましょう。続けられそうだと感じてから、少しずつ道具を増やすと無駄がありません。

一人でできる趣味と、仲間と楽しむ趣味、どちらがよいですか?

どちらにもよさがあります。一人の趣味は自分のペースで取り組め、仲間との趣味は外出や社会参加のきっかけになります。両方をバランスよく持つと、体調や気分に合わせて楽しめるので、無理なく続けやすくなります。

何歳からでも新しい趣味を始めて大丈夫ですか?

はい、何歳からでも始める価値があります。年齢よりも、自分が「楽しい」と感じられるかどうかが大切です。体力や体調に合わせて内容を選び、小さく始めれば、80代からでも新しい趣味を楽しんでいる方は少なくありません。

親に趣味をすすめても乗り気になりません。どうすればよいですか?

無理に勧めると、かえって気が重くなることがあります。まずは本人の話に耳を傾け、興味を示したことをそっと後押ししてみましょう。一緒に体験に行く、送り迎えをするなど、行動のハードルを下げる支え方が効果的です。

参考にした主なデータ・指針

まとめ|趣味は「楽しい」と感じる一歩から

シニアの趣味は、体を動かし、頭を使い、人と交わるきっかけとなり、健康づくりの面からも大切な習慣です。無理のない範囲で「楽しい」と感じられるものを選び、小さく始めて長く続けることが、健康寿命を意識した活動的な毎日と、生きがいのある暮らしにつながります。

今日から始める趣味さがしのポイント:

  • 昔「好きだったこと」ややってみたかったことを思い出す
  • 体力・体調に合わせ、続けやすいものを選ぶ
  • まずは体験・見学から気軽に試してみる
  • 小さな目標から始め、生活のリズムに組み込む
  • 仲間や通う場所をつくり、外出のきっかけにする

まちFitで、体を動かす趣味を始めてみませんか

「一人ではなかなか続かない」「体を動かす趣味を安心して始めたい」という方には、シニア向け健康スタジオ「まちFit」がおすすめです。まちFitは「健やかな毎日を、まちのそばで。」をコンセプトに、60代・70代の方が無理なく通える、地域に根ざした運動の場です。仲間と一緒に体を動かす時間は、それ自体が楽しい趣味になり、社会参加のきっかけにもなります。

  • シニアの体力に合わせた、無理のないプログラム
  • 仲間と楽しく続けられ、外出のきっかけになる
  • 専門スタッフが一人ひとりの体調に配慮
  • 地域に根ざし、通いやすい身近な場所
  • 運動が初めての方でも安心して始められる
まちFit池上スタジオで太極拳に取り組むシニアの様子

体を動かす趣味は、続けることで体力維持やフレイル予防、介護予防を意識した暮らしにもつながります。まちFitでは、その日の体調に合わせて無理なく参加でき、「何か新しいことを始めたい」という気持ちを、身近なまちの中でかたちにできます。

まずは見学や体験から始めてみませんか?

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【編集体制】本記事は、まちFitスタジオ運営者監修のもと、まちFit編集部が制作しています。掲載内容は、厚生労働省 e-ヘルスネットなど公的機関の公開情報を参考に、シニアの方とそのご家族にわかりやすく編集しています。

【免責事項】本記事は健康に関する一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の効果・効能を保証するものではありません。体調や持病に不安がある場合は、運動や新しい趣味を始める前に医師など専門家にご相談ください。

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