シニアの寝汗の原因|60代・高齢者の寝汗が続くときの対策と受診の目安

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まちFit
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「夜中に目が覚めると、パジャマもシーツもじっとり濡れている」「暑くもないのに、寝汗で着替えることが増えた」「親が寝汗をかくと言うけれど、病院に行くべきか迷う」――60代・70代になると、こうした寝汗の悩みを耳にすることがあります。
寝汗は、寝室の暑さや布団のかけすぎなど、眠る環境によって増えることがあります。一方で、MSDマニュアル家庭版は、大量の汗の原因となるもののうち、がんや感染症では「寝汗が主な症状になります」としています。寝汗の原因を探るときは、室温や寝具を整えても続くか、体重減少や発熱など、ほかの症状をともなっていないかがポイントになります。
この記事では、最初に「すぐに救急車を呼びたいサイン」を確認し、そのあとで寝汗のしくみ、シニア・高齢者の寝汗で考えられる原因、受診の目安と医師に伝えたいこと、今夜からできる対策を、MSDマニュアル家庭版、長寿科学振興財団(健康長寿ネット)、国立がん研究センター(がん情報サービス)、厚生労働省の情報をもとに、まちFit編集部監修のもとで整理しました。離れて暮らす親の寝汗が気になるご家族にも役立つ内容です。
先に確認|寝汗と一緒にこんな症状があれば、すぐに救急車を
寝汗だけで救急車を呼ぶ必要があることは、多くありません。ただし、夜中に汗をかいて目が覚めたときに、次のような症状が一緒に出ていれば話は別です。厚生労働省「こんな時は迷わず119へ」は、高齢者で「このような症状の時はすぐに救急車を呼びましょう!」として、次のような症状を挙げています(抜粋)。
- 突然の激しい頭痛
- 突然の高熱
- 急にふらつき、立っていられない
- 突然の激痛
- 急な息切れ、呼吸困難
- 突然のしびれ
- 突然、片方の腕や足に力が入らなくなる
糖尿病の薬を使っている方は、低血糖にも注意が必要です。MSDマニュアル家庭版は、低血糖では「空腹、発汗、ふるえ、疲労、脱力感、思考力の低下といった症状が生じますが、重度の低血糖では、錯乱、けいれん発作、昏睡(こんすい)などの症状がみられます。」としています。汗をかいて呼びかけへの反応がおかしい、けいれんしているといったときは、ためらわずに救急車を呼びましょう。
寝汗とは?眠っているときに汗をかくしくみ
眠るときは体温が下がり、そのために汗をかく
厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」は、深部体温(脳や臓器など体の内部の温度)は「日中の覚醒時に上昇し、夜間の睡眠時には低下します」と説明し、就寝前に手足から熱が外へ逃げて深部体温が下がり始めると、入眠しやすい状態になるとしています。眠っている間に体の熱を外へ逃がすのは、体にそなわった自然なはたらきです。
健康長寿ネットも、脱水症の解説で「入浴中や就寝中は想像以上に発汗しますので、入浴前後や就寝前、起床時などにも水分補給を勧めて下さい。」としています。朝起きたときに少し汗ばんでいる程度であれば、あまり心配はいりません。
暑さや布団のかけすぎでも、寝汗は増える
MSDマニュアル家庭版は、汗の量が多くなる原因として「暑さにさらされること」や発熱を挙げ、こうした状態で起きる「ある程度の発汗は正常な現象である可能性もあります」としています。健康長寿ネットは発熱の解説の中で、高齢者は熱の発散がうまくできないこともあるので、服を着せすぎていないか、布団をかけすぎていないか、部屋の温度はどうか、暖房の風が直接当たっていないかなどを見直すよう勧めています。
暑い季節の寝室や、冬の電気毛布・重ねすぎた布団は、寝汗の身近な原因です。まずは寝室の環境を整えてみて、それでも寝汗が続くかどうかを見てみましょう。
気をつけたいのは「着替えるほどの寝汗」が続くとき
国立がん研究センターのがん情報サービスは、悪性リンパ腫の症状の説明で「盗汗(とうかん)」を「大量の寝汗」としています。MSDマニュアル家庭版も、汗の量が多い状態では「衣類が汗でぐっしょり濡れることもあります。」と説明しています。
この記事では、室温や寝具を整えても、寝間着やシーツを替えなければならないほどの汗が続く状態を「気になる寝汗」と呼んで話を進めます。ひと晩だけの寝汗よりも、何日も続いているか、ほかの症状をともなっているかに目を向けることが大切です。
60代・高齢者の寝汗で考えられる主な原因
MSDマニュアル家庭版は、大量の汗の原因について「具体的な原因は見つからないのが通常です。」としたうえで、主な原因を次のように分けて挙げています。
- がん:リンパ腫、白血病など
- 薬剤および物質:抗うつ薬、アスピリンなどの非ステロイド系抗炎症薬(NSAID)、一部の糖尿病治療薬、カフェインなど
- ホルモン(内分泌)障害:甲状腺機能亢進症、血糖値の低下(低血糖)など
- 感染症:結核、心臓の感染症(心内膜炎)など
- その他:閉経、不安・興奮・怒り・恐怖、発熱、暑さにさらされることなど
同マニュアルは、このうちがんと感染症では「寝汗が主な症状になります」としています。ここからは、シニア・高齢者の寝汗で知っておきたい原因を順に見ていきます。
結核
結核は、昔の病気ではありません。厚生労働省は「新登録結核患者は高齢者に多く、およそ6割が60歳以上となっています。」としています。MSDマニュアル家庭版の解説は、結核が活動性の状態になると、ふつうは咳が出て、発熱し、寝汗が出て、体重が減るとしています。
厚生労働省の結核・呼吸器感染症予防週間のリーフレットは、結核の症状(咳、たん、微熱、体のだるさなど)には特徴的なものがなく、特に高齢者では気づかないうちに進行してしまうことがあるとして、「咳やたんが2週間以上続いたり、微熱や体のだるさが続いたりする場合は、早めに医療機関を受診しましょう。」と呼びかけています。寝汗に加えて、長引く咳や微熱があるときは、早めに受診しましょう。
長引く咳と結核については、次の記事でくわしく解説しています。

悪性リンパ腫などの血液の病気
健康長寿ネットは、悪性リンパ腫について「発熱、盗汗(とうかん:寝汗)、体重減少の3徴候が有名であり、この3つの症状を「B症状」と呼び、悪性リンパ腫の診断や予後の推定などに重要です。」としています。がん情報サービスも、悪性リンパ腫の一つであるびまん性大細胞型B細胞リンパ腫について、首や腋(わき)の下、足の付け根などのリンパ節に腫れやしこりが現れ、多くの場合は痛みをともなわないこと、進行すると発熱、体重減少、大量の寝汗といった症状が現れることがあると説明しています。
健康長寿ネットは、リンパ節の腫れについて「若年者では良性の病気が多く、高齢者では悪性疾患いわゆるがんが多いといわれています。」としています。寝汗と一緒に、痛みのないしこりや理由のわからない体重減少があるときは、自己判断せず受診してください。
寝汗とあわせて、37度台の熱が続いているときの考え方は、次の記事にまとめています。

甲状腺の病気(甲状腺機能亢進症)
MSDマニュアル家庭版は、甲状腺機能亢進症では「心拍数と血圧の上昇、不整脈、過剰な発汗、神経質や不安、睡眠障害、意図しない体重減少、排便回数の増加などの症状がみられます。」としています。同マニュアルは、甲状腺機能亢進症は高齢者でより多くみられるとしたうえで、高齢者では「最もよくみられる症状は体重減少と疲労です。」とし、典型的な症状が現れないこともあると説明しています。
甲状腺機能亢進症では、細かい手のふるえがみられることもあります。手のふるえの原因については、次の記事で解説しています。

糖尿病の薬などによる低血糖
MSDマニュアル家庭版は、低血糖の大半は、糖尿病の人が血糖値を下げるために使うインスリンやその他の薬剤が原因で起こるとし、「高齢者は若年者と比べてスルホニル尿素薬の使用で低血糖を起こしやすくなります。」としています。軽い低血糖の症状として、発汗、ふるえ、動悸、空腹などを挙げています。
糖尿病の治療中で、夜中に汗をかいて目が覚める、朝方にふるえや動悸があるといったことが続くときは、次の受診を待たずに主治医に相談しましょう。薬を自己判断で減らしたりやめたりせず、まずは相談することが大切です。
飲んでいるお薬や、カフェインの影響
MSDマニュアル家庭版は、汗が多くなる原因として、抗うつ薬、アスピリンなどの非ステロイド系抗炎症薬(NSAID)、一部の糖尿病治療薬、カフェインなどを挙げています。シニア世代は複数の薬を飲んでいることも多いので、寝汗が増えた時期と、新しい薬を飲み始めた時期が重なっていないかを振り返ってみましょう。気になるときは、お薬手帳を持って医師や薬剤師に相談してください。
更年期のほてり(女性)
MSDマニュアル家庭版は、閉経にともなうホットフラッシュ(ほてり)について「平均で7年半近く続きますが、10年を超えて続くこともあります。」とし、「寝汗は、夜間に起こるホットフラッシュの症状です。」と説明しています。また「寝汗は睡眠を妨げ、疲労、易怒性(いらだち)、集中力の低下、気分の変化を助長することがあります。」としています。
閉経から年数がたった60代の女性でも、更年期のほてりによる寝汗が続いていることがあります。ただし、寝汗の原因は更年期だけとは限りません。体重減少や発熱、長引く咳などをともなうときは、更年期のせいと決めつけずに受診しましょう。60代女性のホルモンの変化とほてりについては、次の記事も参考になります。

不安や緊張、強いストレス
MSDマニュアル家庭版は、汗の原因として「不安、興奮、怒り、または恐怖」も挙げています。心配ごとが続いて眠りが浅くなっているときなどは、寝汗と一緒に、寝つきの悪さや夜中に目が覚めることも気になるかもしれません。眠れない状態が続くときは、かかりつけ医に相談してみましょう。
寝汗が続くときの受診の目安と、医師に伝えたいこと
受診の目安|こんな寝汗は、早めに受診を
寝室の環境を整えても寝汗が続き、次のような様子があるときは、かかりつけ医や内科で相談しましょう。
- 寝間着やシーツを替えなければならないほどの寝汗が、何日も続いている
- 思い当たる理由がないのに、体重が減ってきた
- 微熱や発熱が続いている、咳やたんが2週間以上続いている
- 首やわきの下、足の付け根に、痛みのないしこりがある
- 動悸や手のふるえ、疲れやすさが続いている
- 糖尿病の薬を使っていて、夜中に汗やふるえで目が覚めることがある
MSDマニュアル家庭版は、大量の汗の診断は「通常は患者の病歴と身体診察の結果に基づいて下されます。」とし、ほかの病気を見つけるために血液検査やホルモンのスクリーニングを行うこともあるとしています。受診のときは、寝汗の様子をできるだけ具体的に伝えることが役に立ちます。
受診のときに伝えたいこと
- いつから寝汗が出ているか、毎晩か、週に何回くらいか
- 着替えやシーツの交換が必要なほどか
- 寝室の温度や寝具を変えても続いているか
- 体温(何度くらいの熱が、何日続いているか)
- 体重の変化(何か月で何kgくらい減ったか)
- 咳・たん、しこり、動悸、ほてりなど、ほかの症状
- 飲んでいる薬(お薬手帳を持参)
寝汗の出た日と体温、体重を簡単にメモしておくと、伝え忘れを防げます。
家族が気づいてあげたいこと
寝汗は、本人が「年のせい」と思って話さないこともあります。離れて暮らすご家族は、「最近やせた」「布団やシーツをよく干している」「咳が続いている」「元気がない」といった変化に目を向けてみましょう。MSDマニュアル家庭版は、甲状腺機能亢進症の高齢者では典型的な症状が現れず、虚弱、錯乱、引きこもり、抑うつといった状態になることがあるとしています。いつもと様子が違うと感じたら、受診をやさしくうながしてあげてください。
寝汗の対策|今夜からできること
病気のサインがない寝汗であれば、眠る環境と生活習慣を見直すことで、やわらぐことがあります。
寝室の温度と寝具を整える
厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」は、良い睡眠のための環境づくりとして「寝室は暑すぎず寒すぎない温度で、就寝の約1~2時間前に入浴し身体を温めてから寝床に入ると入眠しやすくなる。」としています。同ガイドは、夏の寝室の室温が上がると睡眠時間が短くなり、睡眠効率が下がることが報告されているとして、夏の寝室はエアコンを使って涼しく保つことが重要だとしています。
冬については、同ガイドは十分な寝具で寝床の中が暖かく保たれていれば睡眠への影響は少ないとしています。ただし、布団や毛布を重ねすぎたり、電気毛布の温度を上げすぎたりすると、寝汗の原因になります。汗を吸いやすく通気性のよい寝間着を選び、枕元にタオルと着替えを用意しておくと、夜中に汗をかいたときにも慌てずにすみます。冬の寝室の寒さ対策は、次の記事も参考にしてください。

寝る前と起きたときに、水分をとる
前述のとおり、健康長寿ネットは就寝中は想像以上に発汗するとして、就寝前や起床時などにも水分補給を勧めています。同ネットは、心臓や腎臓の病気がある方や高齢の方は急に多く飲むのを避け、ゆっくり飲むことを勧めています。また、多量の汗をかいたときは水分だけでなく電解質も失っているので、イオン飲料をとるのが望ましいとしています。
夜中のトイレを気にして水分を控えすぎると、脱水につながることがあります。1日の水分のとり方は、次の記事にまとめています。

夕方以降のカフェインと、寝酒を控える
厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」は、嗜好品と睡眠について「カフェインの夕方以降の摂取は、夜間の睡眠に影響しやすい。」「晩酌での深酒や、眠るためにお酒を飲むこと(寝酒)は、睡眠の質を悪化させる可能性がある。」としています。前述のとおり、MSDマニュアル家庭版はカフェインを汗が多くなる原因の一つとして挙げています。夕食後のコーヒーや濃いお茶、寝つきのためのお酒を見直してみましょう。
汗で目が覚めたときは、あわてずに落ち着く
更年期のほてりによる寝汗について、MSDマニュアル家庭版は「睡眠障害の対処には、就寝前および寝汗で目が覚めたときに、心を落ち着けるための決まった行動をとるようにします。」としています。汗をふいて着替え、水分を少しとったら、深呼吸をしてからもう一度横になる、といった自分なりの手順を決めておくと、夜中に目が覚めても落ち着いて過ごしやすくなります。
なお、同マニュアルは、扇風機や薄着で体を冷やす、アルコールや香辛料の効いた食品を避けるといった一般的な対策について、一部の女性では役に立つことがあるとしつつ、研究結果が一貫しておらず効果が証明されていないため、閉経の専門家の多くは推奨していないとしています。つらい寝汗が続くときは、我慢せずに医師に相談しましょう。
日中に体を動かし、昼夜のメリハリをつける
厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」は、高齢者版の推奨事項として「長い昼寝は夜間の良眠を妨げるため、日中の長時間の昼寝は避け、活動的に過ごす」ことや、「食生活や運動等の生活習慣、寝室の睡眠環境等を見直して、睡眠休養感を高める」ことを挙げています。睡眠休養感とは、睡眠で休養がとれているという感覚のことです。
同ガイドは「高齢者では、中強度以上の有酸素運動、筋力トレーニング、ゆっくりとバランスをとりながらからだを動かすヨガなどの運動が睡眠改善につながります。」とし、1日60分未満でも週に複数回の習慣的な運動で、寝つくまでの時間の短縮や睡眠時間の増加などが報告されているとしています。眠りの質を整える習慣は、次の記事でくわしく紹介しています。

よくある質問
- 高齢者の寝汗は、何かの病気のサインですか?
-
寝汗は、寝室の暑さや布団のかけすぎなど、眠る環境によって増えることがあります。一方で、MSDマニュアル家庭版は、大量の汗の原因のうち、がんや感染症では寝汗が主な症状になるとしています。室温や寝具を整えても着替えるほどの寝汗が続く、体重が減る、微熱や長引く咳があるといったときは、かかりつけ医や内科で相談しましょう。
- 寝汗が続くときに考えられる病気には、何がありますか?
-
MSDマニュアル家庭版は、大量の汗の主な原因として、リンパ腫などのがん、結核などの感染症、甲状腺機能亢進症や低血糖などのホルモンの病気、一部の薬、閉経などを挙げています。どれにあたるかは、寝汗だけでは判断できません。気になるときは、ほかの症状とあわせて医師に伝えてください。
- 寝汗と体重減少があります。受診したほうがよいですか?
-
はい、早めに受診してください。健康長寿ネットは、発熱、寝汗、体重減少を悪性リンパ腫の「B症状」として挙げています。結核でも、寝汗とともに体重が減ることがあります。いつから、何kgくらい減ったかをメモして受診すると伝えやすくなります。
- 60代の女性です。寝汗は更年期のせいでしょうか?
-
MSDマニュアル家庭版は、閉経にともなうほてりは平均で7年半近く続き、10年を超えることもあるとし、寝汗は夜間に起こるほてりの症状だとしています。60代でも更年期のほてりが続いていることはありますが、体重減少や発熱、長引く咳などがあるときは、更年期のせいと決めつけずに受診しましょう。
- 寝汗を減らすために、寝室でできることはありますか?
-
厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」は、寝室は暑すぎず寒すぎない温度にすることを勧め、夏はエアコンを使って涼しく保つことが重要だとしています。冬は布団や電気毛布で温めすぎないようにし、汗を吸いやすい寝間着を選びましょう。
- 寝汗をかいたあと、水分はとったほうがよいですか?
-
とりましょう。健康長寿ネットは、就寝中は想像以上に発汗するとして、就寝前や起床時などにも水分補給を勧めています。心臓や腎臓の病気がある方は、急にたくさん飲まず、ゆっくり飲むようにし、水分のとり方について主治医の指示がある場合はそれに従ってください。
参考にした主なデータ・指針
- MSDマニュアル家庭版「大量発汗」(大量発汗の主な原因の表、がん・感染症では寝汗が主な症状になること、暑さ・発熱・閉経などによるある程度の発汗は正常な現象の可能性があること、具体的な原因は見つからないのが通常であること、衣類がぐっしょり濡れること、診断は病歴と身体診察に基づくこと・血液検査やホルモンのスクリーニングを引用)
- MSDマニュアル家庭版「やさしくわかる病気事典:結核(TB)」(活動性結核では咳・発熱・寝汗・体重減少がみられることを参照)
- MSDマニュアル家庭版「甲状腺機能亢進症」(過剰な発汗などの症状、高齢者でより多くみられること、高齢者で最もよくみられる症状は体重減少と疲労であること、典型的な症状が現れず虚弱・錯乱・引きこもり・抑うつとなることがあることを引用)
- MSDマニュアル家庭版「低血糖」(低血糖の症状と重度の低血糖の症状、大半は糖尿病の薬が原因であること、高齢者はスルホニル尿素薬で低血糖を起こしやすいことを引用)
- MSDマニュアル家庭版「閉経」(ホットフラッシュの持続期間、寝汗は夜間に起こるホットフラッシュの症状であること、寝汗が睡眠を妨げること、寝汗で目が覚めたときの対処、冷却や誘因の回避などの一般的な対策は効果が証明されていないことを引用)
- 健康長寿ネット(長寿科学振興財団)「悪性リンパ腫の症状」(発熱・盗汗(寝汗)・体重減少の「B症状」を引用)
- 健康長寿ネット(長寿科学振興財団)「リンパ節腫脹」(高齢者のリンパ節腫脹は悪性疾患が多いといわれていることを引用)
- 国立がん研究センター がん情報サービス「びまん性大細胞型B細胞リンパ腫」(リンパ節の腫れやしこりは多くの場合痛みをともなわないこと、進行すると発熱・体重減少・盗汗(大量の寝汗)があらわれることを参照)
- 厚生労働省「結核」(新登録結核患者のおよそ6割が60歳以上であることを引用)
- 厚生労働省 結核・呼吸器感染症予防週間リーフレット(結核・呼吸器感染症・NTM症に関するQ&A、PDF)(結核の症状は特徴的でなく高齢者では気づかないうちに進行すること、咳やたんが2週間以上続いたり微熱や体のだるさが続いたりする場合は早めに受診することを引用)
- 健康長寿ネット(長寿科学振興財団)「脱水症」(就寝中は想像以上に発汗するため就寝前や起床時にも水分補給を勧めること、心臓・腎臓の病気がある人や高齢者は緩徐な水分摂取を勧めること、多量の発汗では電解質も補うことを引用)
- 健康長寿ネット(長寿科学振興財団)「発熱」(高齢者は熱の発散がうまくできないことがあるため、服の着せすぎ・布団のかけすぎ・部屋の温度などを見直すことを参照)
- 厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」(PDF)(高齢者版の推奨事項、深部体温の変化と入眠、寝室の温度と入浴、夏の寝室はエアコンで涼しく保つこと・冬の寝具、カフェインと寝酒、高齢者の運動と睡眠改善を引用)
- 厚生労働省「こんな時は迷わず119へ」(上手な医療のかかり方)(高齢者ですぐに救急車を呼ぶべき症状を抜粋して引用)
まとめ|寝汗は「環境を整えても続くか」「ほかの症状があるか」で見る
60代・シニア・高齢者の寝汗は、寝室の暑さや布団のかけすぎ、夕方以降のカフェインや寝酒といった、見直しやすいことで増える場合があります。一方で、結核や悪性リンパ腫などでは寝汗が主な症状になることがあり、甲状腺の病気や糖尿病の薬による低血糖、更年期のほてりでも寝汗が出ることがあります。
- まずは寝室を暑すぎず寒すぎない温度にし、布団や電気毛布で温めすぎない
- 就寝前と起床時に水分をとる
- 夕方以降のカフェインと寝酒を控え、日中は体を動かす
- 受診の目安は、着替えるほどの寝汗が続く、体重が減る、微熱や長引く咳、痛みのないしこりがあるとき
- 糖尿病の薬を使っていて夜中の汗やふるえが続くときは、主治医に相談する
寝汗が気になるときは、寝汗の出た日と体温、体重をメモしておきましょう。受診のときに役立ちます。
ぐっすり眠れる毎日のために、呼吸を整えて体を動かす習慣を、まちFitで
「日中に体を動かしたいけれど、ひとりだと続かない」「運動はひさしぶりで、何から始めればよいかわからない」――そんな方は、通う場所と仲間がいると、無理なく体を動かす習慣をつくりやすくなります。まちFitは「健やかな毎日を、まちのそばで。」をコンセプトに、60代からのシニアの方が無理なく通える健康スタジオです。
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- ヨガの呼吸に合わせて、自分のペースで体を動かせる
- 同年代の仲間と通うから、運動習慣が続けやすい
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